塩田です。
今回の話はテープ起こしのメディアの話です。
今はテープ起こしのメディアの一般的なのはデータで送信されてくるパターンです。録音した物を直にデータとして送信することで、その段階から作業を始めてもらう事もできて、仕事効率はとても高いと言えます。
次にCDにして送られてくるパターン。
これは、最近でもまだあるのですが、データをCDにその場で焼いて、それをライターに送ることで作業を行ってもらう方法です。
この方法の良い所はデータではないので、盤面が傷ついて読み込めなくならない限りは音声データは残せるという事です。その為、データではふとした時に破損してしまう可能性もありますが、CDではその心配はありません。
因みにCD-ROMは最大で74分42秒収録することができます。長時間の録音に関してはそこまで向きませんが、ちょっとした録音なら問題なく収録する事ができますね。
それからMD。
CDに比べたら音質は劣るものの、文字起こししてほしいデータだけを編集して送ることが可能なのが特徴です。
大きさも大きくない為、送りやすいという利点もあります。
MDの音声をPCに移動させるには、再生機器のアナログ出力又は、デジタル出力をPCに繋げて直接流す方法と、MP3等の拡張子に変換してファイルに保存できるコンポを使ってデータ化する方法があります。
そしてカセットテープ。
今は使われている方はほとんどいないと思いますが、昔はカセットテープが主流でした。
カセットテープには「C-90」や「C-○○」といったように数字が記載されていますが、これはそのカセットテープの録音できる収録時間を表しています。
上記のC-90だったら90分録音できるといった意味ですね。
カセットテープはUSB変換プレーヤーを使用する事でデータ化できますが、今はカセットを使う人はほとんどいないかなと思います。
以上が今よく使われているテープ起こしのメディアの種類です。